CR-Z ハイブリットスポーツカー


2月25日に発売されたCR-Zをさっそくみてきました。
インサイトをベースとして全長を縮めたボディはかなりコンパクトな印象。
前半分がインサイトベースで後ろ半分は専用設計とのこと。
インサイトと乗り比べるとスポーツカーらしい低い乗車位置で、
かつてのインテグラのようなイメージがある。

コックピットは適度な囲まれ感があってとてもいい。
ダッシュボードの質感もインサイトよりよく出来ていて安っぽさは無い。
ドアの閉まり音もしっかりした感じはあった。
走らせてはいないのでわからないがボディ剛性はありそうな感じだ。

後ろのシートにも座ってみたが、
完全なプラス2シートで、身長165cmの自分でも頭はルーフにぶつかるし、
縮こまっていないと乗れない。というか走っている状態ではまず乗っていられないだろう。
かつてのCR-Xでも後ろはもう少しまともだっただろう。
コンセプト的にも初代インサイトの後継モデルはCR-Zの方だといえる。

後方視界はリアゲート下部分に設けられたガラスで問題はなさそうだが、
それがないと殆ど後ろは見えないので荷物を積んだ時はおそらく後方視界は無いに等しくなるだろう。
またリアクウォーターガラスも面積は小さいので斜め後方視界もミニマムになっている。
CR-Xの後方視界を想像して乗るとまったく見えないので要確認が必要だ。

エンジンはフィットをスポーティに走らす1.5リッターエンジンにモーターアシスト付きなので、
コンパクトなボディをかなりパワフルに走らせることが出来るだろうと想像する。
今度試乗車があったら乗ってみたい。

これは自分ならまよわず6MTの方を買うだろう。
実用としてはまず使わないだろうから・・・

NAVI休刊

二玄社自動車雑誌「NAVI」が休刊することが決まった。

NAVI ( ナビ ) 2010年 02月号 [雑誌]

NAVI ( ナビ ) 2010年 02月号 [雑誌]

4月号が最後らしい。
まさか二玄社の雑誌まで休刊に追い込まれるとは残念だ。

NAVIと言えば徳大寺有恒、舘内端、 大川悠のマルとバツなどが名物企画としてあって、
面白かったのだがさすがに不況の波には勝てなかったか・・・

最近はどちらかというとENGINの方が人気があったりしてるから、
逆に食われてしまったのかもしれない。

せめて季刊にするとかで別の形で復活してほしい。

メルセデスの新戦略 ブルーエフィシェンシー

「ブルーエフィシェンシー」とは、メルセデス・ベンツの環境対策車をブランド化したもので、
ハイブリットモデル、直噴エンジンモデル、クリーンディーゼルモデルに与えられるバッヂである。
さらにはパワートレーンだけの違いだけではなく、車両の各部分を見直してエネルギーの効率化をしてあるという。

このメルセデスの戦略は成功すると思う。
TOYOTAにもこういった環境対策モデルはあって、特にハイブリット専用モデルのプリウスやSAIは売れている。
しかし既存車種のハイブリットモデルであるクラウンハイブリットや、エスティマハイブリットなどはそれほど人気がない。
思うに、ガソリンモデルとの差別化を計る為に微妙にディティールを変更しているのが逆にイケていないんだと思う。

ハイブリット=未来的なものとして表現してしまっているので、
デザインがちょっと子供っぽかったり、乗るのは恥ずかしいデザインになっていたりする。
前々から思っていたのだが、普通のガソリンエンジンの車種と同じデザインにしてほしいと思っていた。
その点このメルセデスの方は既存車種と同じ装備、グレードの中に持ってきているので、
違和感無く選ぶことが出来る。
さらに「ブルーエフィシェンシー」というブランド化することで、
このバッヂ自体に付加価値があって、このバッヂがついている車に乗っていることに優越感や、満足感といったものを得ることが出来る。
いままでのエコモデル=おとなしいといった固定概念を打ち崩してくれたと思っている。

このメルセデスの戦略は要注目である。
ちなみに個人的に好きなモデルはCクラスのC250CGI AVANTGARDである。

フォルクスワーゲン ニュージェネレーション(過去記事の再アップ)

日本でもシロッコの販売が開始された。
さっそくカタログを請求した。
(買えないけど・・・)





やっぱカッコいい。
このかっこよさはボルボC30とタメをはる。








そして日本ではまだ発売は先だけど、
ポロのニューモデルも発表された。
ゴルフ、シロッコと共通のデザインアイデンティティで踏襲されている。
先代の丸目のポロがあまり好きではなかったので、
今回のは好きだ。

なによりこれをデザインしたワルター・デ・シルバがすばらしい。
デ・シルバといえば、
アルファロメオの最大のヒット作となった156を生み出したデザイナーだ。
このポロもそうだが、デ・シルバのデザインの真骨頂は、
過去のイメージと新しいイメージの融合である。
奇抜なものを狙うのではなく、
そのメーカーが過去に作り上げたイメージを大事にしつつ、
新しいテイストを付加していく。 
156はその代表的な車だった。
ポロはその点でデ・シルバの真骨頂が味わえるデザインの車だと思う。
今後のフォルクスワーゲンはちょっと注目だ。 

スカイラインクロスオーバー(過去記事の再アップ)

スカイラインクロスオーバーが発売された。

スカイラインコンポーネントを流用したSUVモデルだ。
アメリカではインフィニティEX35で既に発売されているものを、
逆輸入したモデルになる訳だが、
インフィニティ専用モデルが正規に日本で発売されるのは初のことだ。

これは欲しい人は多いだろう。
いままでインフィニティモデルが欲しくても限られた輸入車ディーラーでしか
手に入らなかったのだ。
特にインフィニティの場合は、
アメリカモデルの方が日本の日産モデルよりもスタイリングがいい場合が多く
なんで日本で出ないんだと思っていた人は多いだろう。

FX45なんかはまさにそういうモデルだった。
そのFX45の一つ下のモデルで、
基本的なデザインやインテリアのマテリアルが同じ
このスカイラインクロスオーバー は日本ではポストFX45としての役割になる。
FX45同様の低いスタイリングはとてもスタイリッシュな印象を与える。
ムラーノと比較すると全高は150ミリほど低い。
全体でもムラーノより一回り小さいわりにエンジンは逆にムラーノの3.5に
対し3.7リッターだからかなりスポーティな性格だということだ。
日本ではFX45は大きすぎるから、
このスカイラインクロスオーバーはまさにちょうどいいサイズ。
最近のライトクロカンブームと他社のニューモデルにぴったりあわせてきたあたりは相乗効果を狙ってのものだろう。 
イトクロカンカテゴリーは今かなり熱い!
このスカイラインクロスオーバーはおそらく
ムラーノの人気を超えると予想する。  

車は50万以下で買え

クルマは50万円以下で買いなさい!クルマは50万円以下で買いなさい!
著者:松本 英雄
販売元:二玄社
発売日:2009-06
おすすめ度:5.0
クチコミを見る

これは同感だ。
そして輸入中古車を買うためのバイブル本としてこれほど役に立つ本はない

さすがは二玄社である。


自分もいま輸入中古車を買いたいと思っているが、
50万円以下で探している。
安いからヤバいんじゃないかと思う人が多いが、
輸入中古車の場合はそうとは限らない。
これでこの値段なの?というものは多い。
動画にもあるプジョー206なんかはそれがもっともよくわかる車だろう。

206は昨今のプジョーではもっともよく売れた車だから
流通量が多いし、現行の日本のコンパクトカーと比べても
見劣りする部分は少ない。
プジョーは206から飛躍的に信頼性もあがっているしまさに50万円以下で買うにふさわしい車だ。

この本は中古輸入車の見分けるポイントや、
なぜ安いのかといったことがわかりやすく書かれている。
輸入中古車を狙う人や、逆に輸入中古車を避ける人に勧めたい本だ。

レクサスLF-A

前の日記に引き続きTOYOTAネタ

ついにというかやっとというか、
レクサスのスーパースポーツのLF-Aが
東京モーターショーにあわせて初公開された。 





 
最初にコンセプトが発表されたのが2005年だから、
4年の歳月を経て登場したわけだけど、
そう考えると開発期間は普通の長さだが、
けっこう露出はあったりしたせいかやっとと思ってしまった。
だが完成したこの車を見ると熟成されてきたんだなと感じる。


ライバルはランボルギーニガヤルドアストンマーチンDBS、
Audi R8、フェラーリ599あたりになるのだろうけど、
このサウンドはそれらライバルよりかなり過激だ。
ほぼF-1サウンドそのままと言う感じ。
最近のフェラーリがワリと音は静かになってきているのとは反対に
かなり過激につくってきている。 
室内の音は外で聞くよりは抑えられているみたいで、
そこはプレミアムスポーツとしての身だしなみも持っているようだ。

この完成度のできを見ると、
先頃発表されたもっと身近なスポーツカーFT-86
期待しても良さそうな気がする。